ジャーナル

全粒粉パンと白パン:炭水化物の記録で何が変わる?

白パンにも全粒粉パンにも炭水化物が含まれますが、小麦粒の使われ方が異なります。正確に比べ、実際に食べたパンを記録する方法をご紹介します。

白パンも小麦パンです

「小麦パン」という表現は紛らわしいことがあります。一般的な白パンの多くも小麦から作られているためです。通常、比べるとよいのは白パンと全粒粉パンです。全粒粉は小麦粒の元の部分をより多く含みますが、白い小麦粉は製粉の際に外側の層と中心部分が取り除かれています。

全粒粉パンは、色が濃いだけの白パンではありません。使われる小麦粉によって食物繊維の量が変わり、食感や風味、食べたときの満足感にも影響することがあります。茶色っぽいパンが必ず全粒粉パンとは限らないため、色だけでは判断できません。

  • 白パンは一般に、精製した小麦粉で作られています。
  • 全粒粉パンには、小麦粒全体を含む小麦粉が使われています。
  • 茶色いパンには、白い小麦粉と全粒粉が混ざっている場合があります。
  • 種入りパンは、白い小麦粉をベースにしたものも、全粒粉をベースにしたものもあります。

炭水化物の差は思ったほど大きくないことも

白パンも全粒粉パンも、エネルギーの多くを炭水化物から得ています。同じ重さで比べると、総炭水化物量はかなり近いことがありますが、レシピによって異なります。全粒粉パンだからといって、必ずしも低炭水化物とは限りません。

使われた小麦粉の種類にかかわらず、厚切りは薄切りより炭水化物が多くなることがあります。種や果物、甘味料などの追加材料によっても数値は変わります。記録するときは一般的な項目に頼らず、食べたパンの製品表示と実際の量を使いましょう。

  • 公平に比べるには、同じ重さで比較しましょう。
  • 100g当たりだけでなく、1枚当たりの炭水化物量も確認しましょう。
  • 表示されている1食分が、自分の食べた1枚の大きさに合っているか確認しましょう。
  • 表示された1食分より多く食べた場合は、追加分のパンも別に記録しましょう。

実用面での主な違いは食物繊維

全粒粉パンは、小麦粒のより多くの部分が小麦粉に残るため、通常は食物繊維をより多く含みます。記録アプリによっては、食物繊維が総炭水化物量に含まれていたり、別に表示されていたりします。差し引く前に、使っているアプリや食事記録での扱いを確認しましょう。

食物繊維が多いパンは満足感を得やすいことがありますが、食欲への影響には個人差があります。食物繊維は食感にも加わり、パンがよりずっしりすることもよくあります。そのため、比べるときは総炭水化物量だけでなく、炭水化物、食物繊維、量をあわせて見るのが最も役立ちます。

  • 栄養成分表示で食物繊維を確認しましょう。
  • 同じ重さでパンを比べましょう。
  • 全粒粉が主な小麦粉として表示されているか確認しましょう。
  • いつもの量でどれくらい満足できるかも考慮しましょう。

食事記録に入力する前に表示を確認

「マルチグレイン」「ファームハウス」「種入り」などはパンの種類や材料を表しますが、必ずしも全粒粉を意味するわけではありません。原材料名を見ると、そのパンのベースとなる小麦粉がわかります。原材料は重量の多い順に記載されるため、最初に書かれている小麦粉が特に参考になります。

見た目や宣伝文句より、栄養成分表示のほうが記録に適した数値を確認できます。100g当たりと1枚当たりの数値が記載されている場合は、1枚当たりの数値が食べた量に合っているか確認しましょう。自宅で切ったパンは、厚さが均一な市販のスライスパンより大きさにばらつきが出るため、概算が必要なことがあります。

  • 原材料名の最初に記載された小麦粉を確認しましょう。
  • 「全粒粉小麦粉」か「小麦粉」かを確かめましょう。
  • 食べたパンと同じ製品の炭水化物量を使いましょう。
  • 1枚、2枚、または実際に食べた重さに合う項目を選びましょう。
  • 食物繊維を記録している場合は、別に確認しましょう。

食事全体を考えて選ぶ

パンの選択は食事の一部にすぎません。具材やトッピングは、パンの種類の違い以上に、食事のバランスや食感、全体のエネルギー量を変えることがあります。サンドイッチをパンだけとして扱わず、スプレッドやチーズ、ソースなども別に記録しましょう。

全粒粉パンが好きなら、食物繊維を増やす手軽な方法になります。白パンも、食事の内容や好みによっては適しています。炭水化物は同じように丁寧に記録しましょう。パンの色によって炭水化物が必ず少ないと思い込むより、量を一定にして製品情報を正確に入力することが大切です。

  • トーストに卵とトマトを添えて、食事のバリエーションを増やしましょう。
  • 全粒粉のサンドイッチにサラダ用の野菜を加えましょう。
  • たっぷり使うスプレッドは、見落とさずに量を測りましょう。
  • 好みのパンを選び、食べた量を正確に記録しましょう。

ジャーナルの記事も見る