年齢別の平均身長・体重が本当に示すこと
身長や体重の平均値は参考になりますが、個人にとって適切な数値を決めるものではありません。体格に影響する要素は年齢だけではありません。
平均値とは
平均値は、ある集団の測定値をまとめて算出した代表的な数値です。その集団の特徴を示すものであり、誰もが目指すべき目標ではありません。

公表される数値は、誰を対象に測定したか、いつデータを集めたか、どのように平均値を算出したかによって異なります。国や年齢層、データの出所によって数値は変わるため、誰にでも当てはまる唯一の表はありません。
年齢によって見方が変わる理由
子どもから10代にかけては、体の成長に伴い身長や体重が変化することがよくあります。成長のパターンには違いがあるため、通常は年齢や性別ごとに比較しますが、成長の時期には個人差があります。

成人の身長は比較的安定する傾向がありますが、体重は時間とともに増減することがあります。活動量、体組成、日々の習慣、ライフステージ、遺伝的な特徴など、さまざまな要素が平均値と比べた位置に影響します。
数値を慎重に活用する
平均より上か下かだけで、その体格が適切かどうかが決まるわけではありません。同じ年齢、同じ身長でも、筋肉、脂肪、骨、水分を含む体重には個人差があるため、体重は異なります。

表の年齢区分がどのように定義されているか、測定値が実測値なのか参加者の自己申告なのかを確認しましょう。範囲や分布が示されている場合は、ひとつの代表値だけに注目せず、そちらも見ると参考になります。
平均値と食事の記録を結びつける
身長、体重、年齢は食事記録のプロフィールを設定する際の参考になりますが、それだけで必要なエネルギー量が決まるわけではありません。活動量、体組成、生活習慣、個人の目標も関係するため、適切な数値は人によって異なります。

時間の経過に伴う変化を確認したい場合は、自分の測定値を一貫した方法で記録しましょう。集団の平均値はあくまで参考情報として捉え、食べるものを急に変える理由にしないでください。